剣岳 点の記
「剣岳 点の記」を観てきました。テレビニュースで皇太子殿下が日本山岳会々員であることから、殿下も観にいかれたとの報道(映画スポンサーのフジテレビ)もあったので急がねばと。
21日、10:30スタート、3スクリーン同時上映であるも、全部ほぼ満席、ポン父君、200席の会場の、197人目で入ることができた。それこそ80歳を超えていそうなおばあちゃんもいるくらい、地元での人気の高さを物語っている。
山岳ガイド:宇治長次郎の人柄、仕事への、情熱、責任感、自分への厳しさ、他人への優しさ、配慮・・今の日本人が忘れていたような、人間の記。全編 富山弁での語り口が、私にとってはまったくこころよい響き。今度は大きなスクリーンで、中央部で見てみたいと思う。
ザラ峠で道に迷い遭難しかけるシーン 長次郎も考え込む。明治の日本人の強さを表していたと思う。今読んでいる本の、宮沢賢治の雨にも負けずを思わず思い起こした。
宇治長次郎を見ていると宮沢賢治はきっとこんな人ではと思ってしまうほど共通点、が多いと思う。人に対する愛情、自然を敬う心・・
「雨にも負けず」は倒れて、病院に担ぎ込まれたとき手帳に記してあった詩だそうだ。
雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体を持ち
慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることに 自分を勘定にいれずに よく見聞きし解り そして忘れず
野原の松の林の 小さな萓葺きの小屋にいて
東に病気の子供あれば 行って看病してやり
西に疲れた母あれば 行ってその稲の朿を負い
南に死にそうな人あれば 行って怖がらなくても良いと言い
北に喧嘩や訴訟があれば つまらないから止めろと言い
日照りのときは涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き
皆にデクノボウーと呼ばれ 褒められもせず 苦にもされず
そういう者に 私はなりたい
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コメント
↑ジーンとしました。
この詩は何故こんなにも胸に響くのでしょうか。
満員の映画館、入れてよかったですね。
私は週末東京に行ってました。
楽しくて、少々食べ過ぎた休日でした。
投稿: | 2009年6月22日 (月) 21時27分
ししまるです
↑
投稿: ししまる | 2009年6月22日 (月) 21時29分